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BBT Blog

スキー&スノーボード2004-2005

板をたわませる

今回はスキーネタを1つ。
私がスキーについて考えている事の一つを書きます。
先月末に長嶋君が我が家に来た時にも話が出ました。
2人ともスキーが好きですからいつでもスキーネタです。
写真は無しで文字だけです。
長いんですがよかったら読んで下さい。

板をたわませる。

これはスキー操作のキモです。

板をたわませるには板に力を伝えなければなりません。

スキーをしていていつも思うことはスキーに体の力を
伝えることの難しさです。

力の伝え方にはいくつかのやり方があります。

その一つが体の重さをスキーに乗せることです。
その方法は体の重さを高いところから低く落とす事です。

ここでいう体の重さとは
・全身の重さ
・腰から上つまり上半身の重さ
・腰から下つまり下半身の重さの
3つを考えてみて下さい。

それから体についてです。
・体は全身と
・全身を2つに分けて上半身・下半身と呼んだりします。

上半身と下半身の間、中間に腰が位置しています。

腰は全身の真ん中つまり体の中心になります。

体の中心である腰を動かすと全身は効率よく動きます。

物体の中心にありその場所を持つと物体全体を動かせる
これを物体の重心と捉えると師匠・石井俊一も言います。

人体という物体の重心は腰周辺です。

重心を動かすと体の重さが動きます。

まず重心を体を動かしたい方向に動かす意識と運動が
あって、それから体全体を移動するようにする、と。

重心を前後左右上下斜めの各方向に動かす感覚を
身に付ける事はとても大切な事です。

その感覚を身に付けるのに様々なトレーニング方法が
ありますし、多くのスキーヤーが実践しているでしょう。

その中でもっとも手軽で身近なものが縄跳びです。

縄跳びをしながら重心を動かす感覚を鍛えていきます。

これはスキーに限りません。
最も良く知られているところではボクシングがあります。

俊敏で正確な動きが要求され体の使い方に連動的で高度な
コントロールが必要なボクサー達は日々のトレーニングで
縄跳びをします。

スキーヤーにも俊敏・正確・高度な体のコントロールが
必要で同じ運動要素が求められます。
さらにスキーヤーはこれらに加えて落下慣性や外力を
利用する能力も身に付けていきます。

それらのことを習得すると
徐々にスキーに力が伝わりだします。

スキーに力が伝わることで
スキーがたわんでくれるのです。

板をたわませる。

これはスキー操作のキモです。
by ski-bbt | 2007-07-10 14:06 | スキーに関わるエピソード
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