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BBT Blog

スキー&スノーボード2004-2005

ラング コンプ110LF

ラング コンプ110LFです。

両足の舟状骨エリアにアタリがありました。
足を診てシェル加工よりもまずはインソールを使って
足関節の向きを修整してみる事にしました。
ラング コンプ110LF_b0068605_15581651.jpg

今回は成型インソールではなく純正インソールを
ベースに調整をしました。
ラング コンプ110LF_b0068605_15582884.jpg

インソール裏面にコルクを付けてから
ラング コンプ110LF_b0068605_15591330.jpg

削りだす前に再度補正角度をイメージします。
ラング コンプ110LF_b0068605_16096.jpg

削りだしはイメージ通りです。
ラング コンプ110LF_b0068605_1603044.jpg

左足⇔右足それぞれの角度に合わせました。
ラング コンプ110LF_b0068605_1604183.jpg

インソールを使う前のユーザーの座位での足根部です。
ラング コンプ110LF_b0068605_1604817.jpg

インソールに足をのせたユーザーの座位での足根部です。
補正が効いています。
ラング コンプ110LF_b0068605_1605682.jpg

座位→立位になり体重がかかっても補正が効いています。
ラング コンプ110LF_b0068605_161429.jpg

足根部補正の確認後にブーツを履いてもらいましたが
アタリは解消していてシェル加工は要りませんでした。

今回のような踵骨外反→足根回内が原因でのアタリの
ケースはシェル加工より先にインソールで補正をします。
足根部のXYZ軸が歪んだ状態でアタリ箇所のシェル加工
をしてアタリが解消しても良い結果は得られないです。

舟状骨(内踝の斜め下)エリアにアタリがある方の多くは
同様のケースが多く見られます。
また小指エリアのアタリについても、小指エリア自体の
形状不一致が原因のアタリの他に、舟状骨エリアからの
応力が原因であるケースも多いです。
アタリがある場合にただシェル加工をするのではなく、
そのアタリの原因を理解した上での適切なアプローチ
での調整をお薦めします。

ユーザーにはシェルカント調整後にブーツ装着の指導と
下肢3関節運動イメージの指導をしました。

週末からの3連休に滑りに行かれるそうです。
楽しく滑ってきてもらいたいと思います。
by ski-bbt | 2008-02-06 07:56 | ブーツフィッティング
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