ラング コンプ110LFです。
両足の舟状骨エリアにアタリがありました。 足を診てシェル加工よりもまずはインソールを使って 足関節の向きを修整してみる事にしました。 今回は成型インソールではなく純正インソールを ベースに調整をしました。 インソール裏面にコルクを付けてから 削りだす前に再度補正角度をイメージします。 削りだしはイメージ通りです。 左足⇔右足それぞれの角度に合わせました。 インソールを使う前のユーザーの座位での足根部です。 インソールに足をのせたユーザーの座位での足根部です。 補正が効いています。 座位→立位になり体重がかかっても補正が効いています。 足根部補正の確認後にブーツを履いてもらいましたが アタリは解消していてシェル加工は要りませんでした。 今回のような踵骨外反→足根回内が原因でのアタリの ケースはシェル加工より先にインソールで補正をします。 足根部のXYZ軸が歪んだ状態でアタリ箇所のシェル加工 をしてアタリが解消しても良い結果は得られないです。 舟状骨(内踝の斜め下)エリアにアタリがある方の多くは 同様のケースが多く見られます。 また小指エリアのアタリについても、小指エリア自体の 形状不一致が原因のアタリの他に、舟状骨エリアからの 応力が原因であるケースも多いです。 アタリがある場合にただシェル加工をするのではなく、 そのアタリの原因を理解した上での適切なアプローチ での調整をお薦めします。 ユーザーにはシェルカント調整後にブーツ装着の指導と 下肢3関節運動イメージの指導をしました。 週末からの3連休に滑りに行かれるそうです。 楽しく滑ってきてもらいたいと思います。
by ski-bbt
| 2008-02-06 07:56
| ブーツフィッティング
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