BBT Blog

クラッシックレースの代名詞、ウェンゲンＤＨ。

全長４４００超え。滑走時間2分30秒以上。
最高時速150ｋｍ台からのターンイン。
ジャンプ、トンネル、狭いコース幅。

キッツと並んで、ＤＨの看板レースです。
今回はＡ．Ｌ．スヴィンダルが板が外れて転倒。
ＩＴＡのＣ．インナーホッファーが勝ちました。

スイスチーム、地元で奮いませんね。
高速系でも良い結果が得られませんでした。
今季はどうしちゃったんでしょう。

ＤＨといえば、亡くなられた富井 澄博さん。
札幌、インスブルック　2回の五輪代表。
ご冥福をお祈りします。

アデルボーデン技術系２連戦。ＳＬです。

ＳＬでも『最後の壁は急だなぁ』という感じです。
コースはうねり、斜面変化が多く、ゴール前の急斜面へ。

勝ったのはＭ・ヒルシャー。1本目8位からの勝利。
2本目は会心の滑りだったのでしょう。ゴールで吠えてました。

湯浅選手が14位に。2本目良かったです。
世界選手権に向けて調子を整えていってほしいです。
佐々木選手もあとほんの少しです。

スラロームは腰高・ナロースタンス。
私はそう思います。その方が美しい。

富井 澄博さんが亡くなられたとの事。

ミスター西沢スキー。
日本から世界に出て戦ったスキーヤーの草分け。
現在の日本のレーシング指導者を育てた方。

甲パラ顧問の白岩さんも憧れた方だと思います。
白岩さんは西沢が無くなるまで西沢オンリー。
選手にも西沢を勧めて、フォーミュラーＶ10まで。
甲パラのクラブ員はほとんどが西沢ユーザーでした。

ご冥福をお祈りします。

先週末はスキー関係の行事が多く行われました。

競技部では国体予選と県マスターズ選手権。
教育部では指導員研修会②と養成講習会②。

国体予選ですが、男子は
少年：久保選手が優勝、②依田、③大久保
成年Ａ：戸澤選手が優勝、②戸澤、③小林
成年Ｂ：久保コーチが優勝、②広瀬　③長田
成年Ｃ：野村選手が優勝、②山腰、③石水
オーバーオールでは久保コーチが優勝しました。やったね。

指導員研修会②と養成講習会②も盛況だったようです。

今週末は県技選です。来週には甲信越がやってきます。

忙しいですね。

アデルボーデン技術系２連戦がやってきました。

ＧＳは『さすがアデルボーデン』という感じですね。
見ていて面白いです。コースはうねりや斜面変化が多く、
何といってもゴール前の急斜面への飛び込み！
ＴＶの前で『それいけーっ』と声が出てしまいます。

勝ったのはＴ・リゲティ。今季ＧＳ5戦中4勝目。
Ｍ・ヒルシャーはほぼ手中にしていた今季ＧＳ２勝目を
ゴール前の飛び込みに起因するミスで失ってしまいました。
ＧＳはこの2人の競い合いになっていきそうな印象です。

ＧＳはＲ27→Ｒ35になって、今の方が見ていて面白いです。
滑走技術の変化だけでなく、ラインやレースマネージメントまで
含めてＲ27→Ｒ35に対応していかないとならないようです。
わかっていてもＲ27の技術・ライン・Ｒマネでのアタックになる。
そういう選手がＷＣレベルでも多く見受けられます。そりゃそうです。
そんな中でＲ35の技術・ライン・Ｒマネを非常に高い歩留りで
活用できているＴ・リゲティが強いのはほぼ必然とも言えます。
凄いなぁ、と。
しかしそこはＷＣ。ちゃんとライバルが出てきます。
Ｍ・ヒルシャーは1戦ごとにＲ35の技術・ライン・Ｒマネの歩留まりを
上げてきています。急速に。この人凄いです。
今回は結果として16位になってしまいましたが、次戦以降が楽しみ。
テッドに対抗できる雰囲気がプンプンです。面白くなりますね。

今季のＧＳの戦い、注目です。